まーる描いてチョン
こんにちは
ありえないくらい爪が伸びるのが早いtaisanです。
最近、ありがたいことにこのブログの更新を楽しみにしている方が増えてきているようで嬉しい限りです。
時に「更新まだ?」と若干脅迫じみた促しを受ける事がありますが、給食の献立で、自分の好きな食べ物の日が来るのを待つ位の期待値で気長に更新を待っていただけると幸いです。
さて、今回は最近何かと巷を騒がせている
絵描き歌
について書いて行きたいと思います。
ところで、皆さんは絵描き歌はどんなものかご存知でしょうか?
絵描き歌とは
軽快な音楽と歌詞に筆を委ねる事でキャラクターの絵が簡単に描けてしまうという一石二鳥なハイブリットソング
のことを指します。
ただ問題なのが、実際に歌の歌詞通りに描けば誰でも簡単にキャラクターが描けると設定上ではなっていますが、果たして本当にそうなのかということです。
もしかしたら絵描き歌の作者サイドの作業工作によるでっち上げであるかもしれません。
そうであるとしたら、純粋無垢な子供達に簡単にキャラクターを描けると謳い文句を言いふらし、騙すという劣悪非道な絵描き歌には大きな闇を感じざるを得ません。
つまり要約すると、
絵描き歌で本当に絵描けんの?
って事です。
という事で今回はそんな悩めるキッズ達のために検証して生きたいと思います。
まず一つ目はみんな大好きラスカル
この可愛らしい愛嬌と「お前本当にアライグマなのかよ。」と言わんばかりの表情の豊かさから可愛いキャラクターの中でも一目を置かれている存在のラスカル。
そんなラスカルの絵描き歌を何も知らずに描くとこうなります。
ラスカルとはかけ離れた何かが生まれました。
まだキャラクターとしての原型は留めているものの、とてもラスカルとは言い難い"何か"がここに誕生してしまいました。
麻呂のような眉毛におにぎり型の目が不気味さを演じています。
続いては賢い犬パトラッシュです。
あまりパトラッシュの事は知らないのですが、個人的にラスカルとパトラッシュのテイストが同じな様に感じます。
このおっとりとした表情にドシっと構えた佇まいが擬人化したらクラスに1人は必ずいる「普段は優しいけど怒らせたらメッチャ怖いやつ」な感じを漂わせています。
そんなパトラッシュを曲通り描くと
可視化した鍋が出来上がりました。
鍋の中にあるのは玉子で、歌の終盤にかけて沸騰したお湯の入った鍋の中の様子が転倒するまでの経緯が細かく描写されています。
おそらくこれをみてパトラッシュだ!可愛い〜〜となる人は世界中を探し回っても僕以外いないことでしょう。
続いてはこちら
ムーミンです。
カバなのか妖精なのかハッキリしない容姿のムーミン
個人的にはカバよりの妖精だと思っています。
見た目の割に結構サバサバとした性格の持ち主なのも魅力の1つ。
そんなムーミンを全く知らずに描くとこうなります。
うーん、
面白くもなく何を描きたかったのかという具体性が感じられないため感想は省略します。
最後はジバニャン!
妖怪ウォッチのブームにより一躍有名に
毎年恒例のマクドナルドが出すカレンダーに起用されていたポケモンを引きずり落とし妖怪が支配してしまうほどの人気ぶり。
未だ衰えを知らずに人気を保つジバニャンですが、これを絵描き歌通りに描くと
本物の妖怪が出来上がります
むしろこっちの方が妖怪らしさがあって正々堂々としていて好感が持てます。
描き終わった時、妙にしっくりきてしまってむしろこれがジバニャンじゃないの?と謎の自信に包まれました。
妖怪らしい一つ目と不気味でニヒルな笑みが不思議な魅力を感じさせてくれます。
いかがでしたでしょうか。
結論から言うと、
初めての絵描き歌では絵は描けない
楽曲製作者はこの結果を見て安易な気持ちで絵描き歌を作曲しないで頂きたいと思いました。
今回の絵描き歌を通して、自分のイメージを相手に分かりやすく伝える事の難しさを学べた気がします。
所詮は絵描き歌、されど絵描き歌。
想像、発想は描く本人の自由であり、たとえ描いたものがキャラクターと全くかけ離れた化け物であってもそれはまた新たなアートなんだと実感しました。
これを機に皆さんも絵描き歌にチャレンジしてみては如何でしょうか。
それでは今日はこの辺で*
p.s
"あっというまに" というフレーズでまとめるのは反則。